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膵臓の病気とは?

膵臓の病気には、急性膵炎、慢性膵炎や糖尿病のように膵臓全体に関わる基本的には内科的な病気と、膵臓癌のように外科的な治療を基本とする腫瘍があります。アルコールや胆管結石、高脂血症などに起因する急性膵炎は多くは適切な治療によって治りますが、一部は重症型膵炎となって、長期間にわたって腹痛に悩まされることもしばしばあります。生活習慣病と密接な関係を持ちますので、食事やアルコール摂取などの日頃の自己管理に注意していただきたいものです。糖尿病は成人の中でもっとも注意する病気の一つです。悪くすると、目、腎臓、心臓・血管などの致命的な障害につながりかねません。是非とも専門医の指示に従って食事療法、内服療法、インシュリン療法など十分な管理を行って下さい。膵臓には良性の腫瘍から悪性腫瘍すなわち膵癌、さらにどちらとも言い難い状態の腫瘍があります。明らかな良性腫瘍は放置すればよいのですが、膵癌は直ちに手術などの治療を要します。粘液産生性のう胞腫瘍というのがあって診断・治療方式にはまだ議論があるものもありますが、十分な観察が必要です。
このように肝胆膵の領域の病気は内科的には栄養、アルコール摂取など食事療法と同時に適切な指導・管理が大切です。また、この領域には各臓器を栄養する大切な動脈と、おなかの中のすべて臓器から栄養やホルモンなどを運んでくる門脈と、さらに肝臓から排出される胆汁の流れる道の胆管という重要な管がすべて集っています。癌などの外科的治療を行う際には、これらとの関係を含めた詳細な診断を必要としますし、各臓器の機能や形態を十分に考慮した上で手術を行わなければなりません。
以上のことから、他の臓器以上に専門的知識や技術、経験が重要となる領域であり、高い専門性が求められる分野であることがよくお分かりいただけると存じます。
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